つい最近まで学生だった。
大学を卒業したのは2年前。
だからそれは間違いない。
でも新たな職場でたくさんの学生と触れ合うと、
どこかジェネレーションギャップを感じる。
まあ4年生でも3つ年下、
1年生なら6つ下なわけだから、
あって当然ではあるけれど。
なんというべきか、甘っちょろいのだ。
たった2年の社会経験でも、
学生のコミュニティが
いかにぬるま湯なのかぐらいは分かる。
そんなんじゃダメだぞと、
いつか痛い目にあうぞと、
小言のひとつふたつも言いたくなる。
細かいことをネチネチと言ってくる人生の先輩たちを、
心の中では小馬鹿にして、
絶対にああはなりたくないと思ってきた。
だけど、いざそういう立場に立てば、
ちゃんと言ってやりたいのだ。
それはイライラの発散でもなければ、
先輩風を吹かせたいわけでもない。
ただ純粋に、
俺みたいになるんじゃねえぞ・・・と。
25歳。
大人になりきれない大人は、
そんなことを考える。