日曜日は友人夫婦と外出。
オリックスのファンフェスタへ。
佐藤達也の引退セレモニー。
現役生活はたったの7年間。
それでも濃密なプロ野球人生だったと思う。
一瞬の静寂の後、
場内に響き渡るロードオブメジャーの心絵。
マウンドに上がるだけであれほどゾクゾクさせてくれる選手は、
他を見渡しても彼しかいなかった。
プロ野球はエンターテインメントだ。
たとえ弱くても、心を動かす何かがあればそれでもいいと思う。
(もちろん勝てるなら勝ってほしいけど)
そういう意味では、手にした個人タイトルを抜きにしても、
サトタツは間違いなくスター選手の1人だった。
この日、場内では他にもたくさんの催し物があったけど、
正直どれもしょっぱさは否めなかった。
だけど、いつものように響く心絵。
そして最後のマウンドへと駆ける背番号15。
「プロ野球」が、たしかにそこにあった。