職業は大学職員で、
ふだん何をやってるかと言えば主に授業の補助で。
あしたで自分が受け持つ講義は終わる。
春から勤めだして、無事に1年が終わる。
まあ授業の補助だけが仕事な訳じゃないから、
何気ない日常のヒトコマに過ぎないんだけどね。
前職を辞めてから、教員免許を取ろうなんて考えてた。
この1年でいろんな学生と関わってきたけど、
人に何かを教えるのはやっぱり難しい。
自分が出来ることは、出来ない人の気持ちが分からないし、
逆に自分が出来ないことは、出来る人の感覚が理解できない。
世の中の先生と言われる立場は大変だ。
まあそれでも、誰かの人生を背負う覚悟や、
失敗も成功も誰かの糧にしたいという気持ちは、
日に日に強くなっているかなと思う。
お金が貯まらないことには学校にも通えないけど、
いつかは、ね。
一方で、ちょっとした掲示物を作るときに、
制作意欲に溢れた自分もいる。
クリエイティブなことはもうこりごりなはずなのに、
前職で向き合い続けた1年半は無駄じゃなくて、
単純なスキルだけなら2倍も3倍も上達していると思う。
せっかく磨いた力なら、無駄にするのは勿体ない。
やりたいことも、得意なことも、
未だにフラフラしている25歳の冬。
働いてはいるけれど、まだまだ心はモラトリアム。