火曜日に30分ほどの話をすることになっている。
大学の講義で「輝く社会人」とかいう、
自分とは程遠いテーマを持って、
経験談とかを喋ってもらいたいらしい。
断る理由もないし、
何より、こんな自分を選んでもらえたことが嬉しくて、
二つ返事でOKしてしまったものの、
そんなに長く間が持つのだろうかと不安でしかない。
きっと、大して面白い話は出来ないし。
どうせならばとカッコつけたい自分がいて、
でもそんなカッコいいエピソードはまるでなくて、
自慢したくて、でも嫌われるのは怖くて。
学生相手に誇れるほど、
私はまだ大人じゃない。
まあ、そんなことを、素直に語ろうかと。
ようするにまだ眠れない日曜の夜。
仕上がるんだろうかこれ。
この週末は母校の学園祭。
まあ母校っつっても、今の職場なわけで。
職員として模擬店を出展させてもらった。
学生時代は学祭の実行委員。
キラキラした後輩たちを見て、
蘇るのは楽しかった思い出。
こんな形で再び関われたことが嬉しかった。
久しぶりの再会もいくつか。
きっと多くの人がいつか忘れてしまうような、
それは小さな小さな学園祭だけど、
他に代えがたい特別な空間。
いい週末だった。
昨日はずっとパソコンに向かっていて、
なにかと言えばちょっとしたデザイン的なことをしていて。
あっという間に時間は過ぎ去って、
気が付けば昼。そして夜。
途中でサッカーは見たけれど、
いつもだったら食べてしまう間食もなく、
ただ没頭し続けた。
前の職場は仮にもデザイン事務所で、
自分の作ったものが世に出たことはなかったし、
そもそも実力不足で任せてすらもらえなかったけど、
実力差を埋めるために、
四六時中そのことだけを考えていたのもまた事実。
最後まで「デザイナー」という存在にはなれなかったし、
自分にはそもそも才能がないのだろうけど、
悩み向き合ってきた時間はちょっとした自信にはなっている。
ちっぽけなプライドも、たまには役に立つ。
そんな幸せを噛み締めたこの週末。
来週も顔晴ろう。
気がつけばまた
1ヶ月近く放置していたブログ。
書くことがなかったわけではないけど、
書く気にもならなかった。
とにかく何でも書き留めるのが
そもそもの趣旨なので、
目指すべきそれとは大きくかけ離れた
この1ヶ月。
友人の結婚式に出て
いっぱい幸せをもらったり、
別の友人の結婚祝いに食事をして、
またいっぱい幸せをもらったり、
素敵だな、いいなって気持ちと、
いわゆる「リア充爆発しろ」って気持ちが
複雑に絡み合ったこの1ヶ月。
飲み会の席で記憶を無くすまで酒に溺れ、
後日その時の様子を聞くと、
「両手に日本酒を持って交互にラッパ飲みしてた」
だなんてドン引きするエピソードが出てきた
くそダサいアホには、
望むような幸せはやってこないのだろう。
そんな、1ヶ月。
相変わらずの週末。
昼頃に起きて、
梅田は第3ビルや第4ビルの地下を徘徊。
幾多の飲み屋が誘惑してくるがそこはぐっと耐えて、
代わりに日本酒を買って帰った。
淡々と過ぎていく毎日の中で、
お酒だけは美味しく感じるようになってきた。
本当はお酒の味なんかより、
日々の些細な心の揺れ動きを感じていたいのに、
残念ながらそこまで頭が回っていない。
今こうして書いている文章も、
言いたいことがよく分からないまま
なんとなく書いている。
まあたぶんそれは、
さっき飲んだハイボールと日本酒のせいだけど。
そういえば、前の職場でやらかして、
辞めようと決意したのはちょうど一年前の今ごろで、
近況報告も兼ねて久しぶりにfacebookに書こうと思ったけど、
どうにも上手く言葉にまとまらない。
この1年はとにかく濃すぎた。
生まれて初めて目の前で散っていった命に対して、
「悲しい」という感情はまったく湧かなくて、
やりきったといえるその生涯をただ羨ましく思った。
己の肉体なんて、壊そうと思えばいつだって壊せるのだろう。
だけど、私はまだまだ生きていたい。
何がそこまで自分を駆り立てるのかよく分からないし、
この先に見たい景色も特に思いつかないけど。
得体の知れないこの感情を、
いつか言葉に出来たならと思う。
そうそう。
気が付けば、いわゆる“彼女いない歴”も1年に。
別に恋をしていなければ気が済まないタイプの人じゃないけど、
いい加減に吹っ切りなさいと我ながら思う。
少しぐらいは素直にね。
お酒の飲みすぎでドキドキするのとは、
またちょっと違うやつを味わいたい。そろそろ。